老犬の頻尿は腎不全かも?

犬の頻尿を老化現象と決めつけないで!

頻尿

人間と同じように犬もある程度高齢になってくると、どうしても尿の回数が増えてくるケースがあります。


これは老化現象として仕方がない事ですが、体の中の様々なセンサーの調子が悪くなってくるために、それほど尿が溜まっていなくてもトイレに行きたくなったり、または実際にはもう限界に達しているのに自覚が無いまま漏らしてしまったりするわけですね。


ただ、気を付けなければいけないのは、このように老化現象として当たり前と思っている頻尿という症状には、老化以外の原因も十分考えられるため、自分で決めつけずにかかりつけの医師に相談することが大切です。


特に注意がしたいのが腎不全ですね。


これは老犬になるほど多くなる病気で、腎臓の細胞が徐々に機能しなくなってしまうために、体内に毒素が溜まって生きられなくなってしまうことすらある病気です。


腎臓というのは血液の中から不要なものや毒素を取り出して尿として排出するためにあるわけなので、腎不全となって血液から不要なものを除去できなくなると、体内には多くの不要物が流れていく状態になります。


そのため、食欲が無くなったり便秘になったり様々な不調が現れてきます。


細胞が活動するための源である血液自体が健康でなくなるため、いろいろな部分に症状があらわれてくるのです。


しかも、腎不全になると腎臓の機能が落ちている状態であるため、尿が全くでないこともあれば頻尿になることもあるので、老化による頻尿と区別がとても難しいのです。


うちの犬の頻尿も腎不全が原因でした

検査

実際に経験したことですが、1年ほど前にうちの愛犬に頻尿の傾向が見られ始めました。


14歳になる老犬だから仕方ないんだと思っていましたが、徐々に頻尿はひどくなって30分おきにトイレに行きたがったり、目を離すと室内に漏らすようになってしまいました。


さすがに老化という理由だけで済ませていいものか疑問がわき始めたので、いつも診てもらっている病院で血液検査をしたところ、腎不全と診断されました。


腎臓が悪くなると血液の不要物を除去できないので、血液検査によってすぐにわかるのです。


腎不全になった犬の傾向として、頻尿や体重減少、軟便などがあるそうですが、すべて当てはまっており、原因は老化ではなくて腎臓だったということがようやくわかったのです。


治療方法としては、腎臓の負担を減らすための病院食と、二日おきの点滴でした。


血液検査の結果を見て、点滴のペースを変えていきました。


徐々にですが、食欲も出て、体重も増え、軟便も解消されてきました。


何カ月も散歩にも行けなかったのに、今ではゆっくりとした足どりですが、朝晩、散歩に行けるようになりました。


散歩に行くと、刺激も加わり、食欲も旺盛になります。


 ⇒参考記事:シニア犬の体調管理 | 散歩と食事で気を付けること


今では、点滴も3週間おきになりました。目も耳も不自由ですが病院へ通う生活を続けながら、我が家の15歳の老犬くんは、毎日元気に過ごしています。


腎不全は腎臓の細胞がダメになってしまっているため治すことはできませんが、少しでも長生きしてもらいたいと願っています。


愛犬が少しでも苦しまずに最後まで幸せに生きていくためにも、老化現象という理由で片付けてしまわずに、何かしら怪しい兆候があればお医者さんに相談するようにしてみて下さい。


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